ミラクルの固定枠、自由枠
2018年6月27日ミラクルというか、「コントロールは自由枠がおおすぎるなー」
と、感じたので、ミラクルの自由枠とそれを採用する理由についてまとめることにした。
まず、ミラクルの固定枠は以下の通り
---メインボード----
土地 20枚(19枚の構成もたまにあります)
インスタント
4 渦巻く知識
1 狼狽の嵐
4 剣を鋤に
1 対抗呪文
2 予報
4 意思の力
ソーサリー
4 思案
2 先触れ
1 議会の採決
3 終末
エンチャント
なし(2色型は基本に帰れ1枚が固定枠)
クリーチャー
3 瞬唱の魔導士
PW
2 精神を刻む者、ジェイス
サイドボード
インスタント
2 外科的摘出
2 狼狽の嵐
(3色型なら) 3 紅蓮破/赤霊破
2色型:メインボード53枚、サイドボード4枚が固定
3色型:メインボード51枚、サイドボード7枚が固定
メインボード、サイドボード合わせて約20枚が自由枠となる。
以下、よく使われているカードに対して、メインボードとサイドボードにそれぞれ採用する理由について記載する。
メタゲーム的部分と、組み合わせで採用されるカードとしての観点を中心とした。
・カラカス
採用基準:ヴェンディリオン三人衆を採用している場合。環境にリアニメイトがおおい場合(イオナを飛ばすことができるカードになる)。
・仕組まれた爆薬
採用基準:3色型の場合、メインボードに1枚とるのが主流。2色でもデスタクなどが多いと感じたら採用する価値アップ。
・3枚目以降の先触れ
採用基準:4枚目の終末を採用していたり、天使への願いを採用している場合、ドローのコントロールが重要になるので採用価値アップ。ジェイスを2枚しかとらない場合も、デッキ内のドロー枚数のかさましが必要なので採用価値アップ。
・流刑への道
採用基準:環境にクリーチャーデッキ(グリデル、4Cレオ)などが多い場合に採用価値アップ。基本土地を多く採用しているデッキでも、序盤のスピードを重視する赤単プリズンのようなデッキに対しても有効なので、そういったデッキが多い場合も採用価値アップ。一方で基本土地を2枚以上とっていて、ジェイスを採用しているデッキ(具体的にはBUGカスケード、魔の魅惑コンボ)がいる場合は採用価値ダウン。
・真髄の針
採用基準:PWを中心にしたデッキ。とくに「精神を刻む者、ジェイス」「ヴェールのリリアナ」「反逆の先導者、チャンドラ」を採用するようなデッキが多いときには採用価値アップ。また、単色系のストンピィ(ドラゴンストンピィ、エルドラージ)などがいる場合も採用価値アップ。
・大祖士の遺産
採用基準:リアニメイト系デッキが多い場合に採用価値アップ。また、相手の死儀礼の能力にスタックして自分の墓地のカードを抜けば死儀礼の能力を止めることができるので、「インスタントやソーサリーが少ないクリーチャー主体の死儀礼採用デッキ」に対しても有効になる。具体的にはアブザン系のデッキであるNicFitやマーベリックなどに対して有効
・水流破/青霊破
採用基準:赤単プリズンやバーン、URデルバーに対して有効。若き紅蓮術士やコラガンの命令などにも有効ではあるが、前者は流刑への道、後者は狼狽の嵐といった「より受けが広いアンチカード」があるので、若き紅蓮術士やコラガンの命令のために採用するのはあまりお勧めできない。
・3枚目以降の紅蓮破/赤霊破
採用基準:環境にストンピィ系のデッキが少ないなら3:1で散らして4枚ぐらいとればよいと思う。リスクをとって3色にする理由なので、多めにとりましょう。
・呪文捕らえ
採用基準:2マナのクリーチャー採用デッキ(石鍛冶の神秘家を有するブレード系、タルモゴイフを有するBG系、瞬唱の魔導士を採用するコントロール系)が多いときに採用価値アップ。
対トーラックへの賛歌に対しては狼狽の嵐のほうが丸いので、トーラックへの賛歌は採用基準としない。(ただ、BUGカスケード、BUGデルバーはタルモゴイフを採用しているので採用価値アップ)
・3枚目以降の外科的摘出
採用基準:墓地対策はサイドに3枚ぐらいとるのがベストバランスと感じているので、安らかなる眠りをとらないなら外科的摘出は3枚とったほうがいい。
安らかなる眠りについては対土地単と対リアニメイトで強烈な強さを誇るが、外科的摘出は多くのコンボデッキに対して有意義なカードになるため、外科的摘出のほうが丸いカード。
・2枚目以降の狼狽の嵐
採用基準:環境にフェアデッキが増えるなら。また、FoWを採用するデッキが多くなるなら採用価値アップ。FoWを採用しないデッキの大半は虚空の盃を採用し、それらのデッキに対しては狼狽の嵐は有効に働かない(チャリスX=1で置かれても狼狽の嵐は機能するが、チャリスを採用するデッキはインスタントやソーサリーをあまり採用しない)ので、チャリスデッキの環境への占有度で判断する。
・相殺
採用基準:環境にコンボが多いと感じるなら採用価値アップ。
・予期せぬ不在
採用基準:環境にフェアデッキが多い場合は、多くのパーマネントに対して受けることができるので、採用価値アップ。
・アズカンタの探索
採用基準:対フェアデッキ用の強いカード。4Cレオのような不毛の大地を採用していないフェアデッキが多いなら採用価値アップ。
基本に帰れや血染めの月を採用している場合、有効に働きにくいので、特殊地形対策のカードを採用しているのなら、アズカンタの探索はメインに1枚程度に抑えたほうがいいだろう。
・2枚目以降の対抗呪文
採用基準:魂の洞窟を用いないクリーチャーデッキに対して有効(石鍛冶系、グリデル、4Cレオ)。ANTに対しては少し重たく感じるため、(サイドアウトするほど弱いカードではないものの、)ANTの数は採用基準とはしない。
ただし、ショーテル系デッキにはすごく強いカードなので、ショーテル系デッキが多いと感じた場合は2枚目の対抗呪文を採用しよう。
・4枚目の瞬唱の魔導士
採用基準:瞬唱ビートプランをとるデッキが多い(ショーテル、リアニメイト、土地単)ときに採用価値アップ。また、フェアデッキが多いならさらに採用価値アップ。
・解呪
採用基準:特にターゲットとなるカードは虚空の盃なので、チャリスデッキが多いときに採用。
デスタクが多いときにも採用価値アップ。
・放逐する僧侶
採用基準:リアニメイトやショーテルが多いときに採用。
・僧院の導師
採用基準:フィニッシャーとして、天使への願いを採用しないなら採用。
・ヴェンディリオン三人衆
採用基準:軽いカードで攻めてくるデッキ(バーン、グリデル)に対しては弱いので、2マナ/3マナのカードを中心としたデッキが多いときに採用価値アップ。
・2枚目以降の議会の採決
採用基準:特に単色ストンピィ系デッキやデスタクが多いと感じるときに採用価値アップ。
・罠の橋
採用基準:対ストンピィデッキのカードとして
・天使への願い
採用基準:僧院の導師をフィニシャーとしない場合に採用。
僧院の導師との違いは、「青系デッキに弱いがチャリス系デッキに強い」という点。
どちらをとるかはチャリス系デッキの多さで判断。
・摩耗/損耗
採用基準:解呪と同じ。3色ならこちらをとってよい
・2枚目以降の基本に帰れ
採用基準:グリデル、4Cレオが多いと感じたら採用。ちなみに、デスタクにもすごく刺さるのでサイドインしましょう。
・血染めの月
採用基準:だいたい基本に帰れと同じ。基本に帰れが突然の衰微で割られまくってストレスたまったらこっちを採用しましょう。
・ゼンディカーの同盟者、ギデオン
採用基準:対PWの圧力がすごく高く、スペルでどかすことが難しい(4マナで、かつ青くないので)カードのため、除去を突然の衰微や赤霊破に頼るデッキに対して有効。ただし、デルバーやネメシスを採用しているデッキ相手だとトークン出しておしまいという状況が多いので、そういったデッキが多いときは他のカードに枠を割いたほうがいい(3枚目のメンターとか)
・遍歴の騎士、エルズペス
採用基準:ギデオンのほうが強いので、現代では採用理由はほぼないですが、熱烈なエルズペスファンならこちらを選んでもいいです。
・至高の評決
採用基準:4枚目の終末として。4Cレオに対してはこちらのほうが強いので4Cレオを見るなら至高の評決をとりましょう。
・4枚目の終末
採用基準:クリーチャーデッキが多いとき、メインデッキに至高の評決を採用しない場合
と、感じたので、ミラクルの自由枠とそれを採用する理由についてまとめることにした。
まず、ミラクルの固定枠は以下の通り
---メインボード----
土地 20枚(19枚の構成もたまにあります)
インスタント
4 渦巻く知識
1 狼狽の嵐
4 剣を鋤に
1 対抗呪文
2 予報
4 意思の力
ソーサリー
4 思案
2 先触れ
1 議会の採決
3 終末
エンチャント
なし(2色型は基本に帰れ1枚が固定枠)
クリーチャー
3 瞬唱の魔導士
PW
2 精神を刻む者、ジェイス
サイドボード
インスタント
2 外科的摘出
2 狼狽の嵐
(3色型なら) 3 紅蓮破/赤霊破
2色型:メインボード53枚、サイドボード4枚が固定
3色型:メインボード51枚、サイドボード7枚が固定
メインボード、サイドボード合わせて約20枚が自由枠となる。
以下、よく使われているカードに対して、メインボードとサイドボードにそれぞれ採用する理由について記載する。
メタゲーム的部分と、組み合わせで採用されるカードとしての観点を中心とした。
・カラカス
採用基準:ヴェンディリオン三人衆を採用している場合。環境にリアニメイトがおおい場合(イオナを飛ばすことができるカードになる)。
・仕組まれた爆薬
採用基準:3色型の場合、メインボードに1枚とるのが主流。2色でもデスタクなどが多いと感じたら採用する価値アップ。
・3枚目以降の先触れ
採用基準:4枚目の終末を採用していたり、天使への願いを採用している場合、ドローのコントロールが重要になるので採用価値アップ。ジェイスを2枚しかとらない場合も、デッキ内のドロー枚数のかさましが必要なので採用価値アップ。
・流刑への道
採用基準:環境にクリーチャーデッキ(グリデル、4Cレオ)などが多い場合に採用価値アップ。基本土地を多く採用しているデッキでも、序盤のスピードを重視する赤単プリズンのようなデッキに対しても有効なので、そういったデッキが多い場合も採用価値アップ。一方で基本土地を2枚以上とっていて、ジェイスを採用しているデッキ(具体的にはBUGカスケード、魔の魅惑コンボ)がいる場合は採用価値ダウン。
・真髄の針
採用基準:PWを中心にしたデッキ。とくに「精神を刻む者、ジェイス」「ヴェールのリリアナ」「反逆の先導者、チャンドラ」を採用するようなデッキが多いときには採用価値アップ。また、単色系のストンピィ(ドラゴンストンピィ、エルドラージ)などがいる場合も採用価値アップ。
・大祖士の遺産
採用基準:リアニメイト系デッキが多い場合に採用価値アップ。また、相手の死儀礼の能力にスタックして自分の墓地のカードを抜けば死儀礼の能力を止めることができるので、「インスタントやソーサリーが少ないクリーチャー主体の死儀礼採用デッキ」に対しても有効になる。具体的にはアブザン系のデッキであるNicFitやマーベリックなどに対して有効
・水流破/青霊破
採用基準:赤単プリズンやバーン、URデルバーに対して有効。若き紅蓮術士やコラガンの命令などにも有効ではあるが、前者は流刑への道、後者は狼狽の嵐といった「より受けが広いアンチカード」があるので、若き紅蓮術士やコラガンの命令のために採用するのはあまりお勧めできない。
・3枚目以降の紅蓮破/赤霊破
採用基準:環境にストンピィ系のデッキが少ないなら3:1で散らして4枚ぐらいとればよいと思う。リスクをとって3色にする理由なので、多めにとりましょう。
・呪文捕らえ
採用基準:2マナのクリーチャー採用デッキ(石鍛冶の神秘家を有するブレード系、タルモゴイフを有するBG系、瞬唱の魔導士を採用するコントロール系)が多いときに採用価値アップ。
対トーラックへの賛歌に対しては狼狽の嵐のほうが丸いので、トーラックへの賛歌は採用基準としない。(ただ、BUGカスケード、BUGデルバーはタルモゴイフを採用しているので採用価値アップ)
・3枚目以降の外科的摘出
採用基準:墓地対策はサイドに3枚ぐらいとるのがベストバランスと感じているので、安らかなる眠りをとらないなら外科的摘出は3枚とったほうがいい。
安らかなる眠りについては対土地単と対リアニメイトで強烈な強さを誇るが、外科的摘出は多くのコンボデッキに対して有意義なカードになるため、外科的摘出のほうが丸いカード。
・2枚目以降の狼狽の嵐
採用基準:環境にフェアデッキが増えるなら。また、FoWを採用するデッキが多くなるなら採用価値アップ。FoWを採用しないデッキの大半は虚空の盃を採用し、それらのデッキに対しては狼狽の嵐は有効に働かない(チャリスX=1で置かれても狼狽の嵐は機能するが、チャリスを採用するデッキはインスタントやソーサリーをあまり採用しない)ので、チャリスデッキの環境への占有度で判断する。
・相殺
採用基準:環境にコンボが多いと感じるなら採用価値アップ。
・予期せぬ不在
採用基準:環境にフェアデッキが多い場合は、多くのパーマネントに対して受けることができるので、採用価値アップ。
・アズカンタの探索
採用基準:対フェアデッキ用の強いカード。4Cレオのような不毛の大地を採用していないフェアデッキが多いなら採用価値アップ。
基本に帰れや血染めの月を採用している場合、有効に働きにくいので、特殊地形対策のカードを採用しているのなら、アズカンタの探索はメインに1枚程度に抑えたほうがいいだろう。
・2枚目以降の対抗呪文
採用基準:魂の洞窟を用いないクリーチャーデッキに対して有効(石鍛冶系、グリデル、4Cレオ)。ANTに対しては少し重たく感じるため、(サイドアウトするほど弱いカードではないものの、)ANTの数は採用基準とはしない。
ただし、ショーテル系デッキにはすごく強いカードなので、ショーテル系デッキが多いと感じた場合は2枚目の対抗呪文を採用しよう。
・4枚目の瞬唱の魔導士
採用基準:瞬唱ビートプランをとるデッキが多い(ショーテル、リアニメイト、土地単)ときに採用価値アップ。また、フェアデッキが多いならさらに採用価値アップ。
・解呪
採用基準:特にターゲットとなるカードは虚空の盃なので、チャリスデッキが多いときに採用。
デスタクが多いときにも採用価値アップ。
・放逐する僧侶
採用基準:リアニメイトやショーテルが多いときに採用。
・僧院の導師
採用基準:フィニッシャーとして、天使への願いを採用しないなら採用。
・ヴェンディリオン三人衆
採用基準:軽いカードで攻めてくるデッキ(バーン、グリデル)に対しては弱いので、2マナ/3マナのカードを中心としたデッキが多いときに採用価値アップ。
・2枚目以降の議会の採決
採用基準:特に単色ストンピィ系デッキやデスタクが多いと感じるときに採用価値アップ。
・罠の橋
採用基準:対ストンピィデッキのカードとして
・天使への願い
採用基準:僧院の導師をフィニシャーとしない場合に採用。
僧院の導師との違いは、「青系デッキに弱いがチャリス系デッキに強い」という点。
どちらをとるかはチャリス系デッキの多さで判断。
・摩耗/損耗
採用基準:解呪と同じ。3色ならこちらをとってよい
・2枚目以降の基本に帰れ
採用基準:グリデル、4Cレオが多いと感じたら採用。ちなみに、デスタクにもすごく刺さるのでサイドインしましょう。
・血染めの月
採用基準:だいたい基本に帰れと同じ。基本に帰れが突然の衰微で割られまくってストレスたまったらこっちを採用しましょう。
・ゼンディカーの同盟者、ギデオン
採用基準:対PWの圧力がすごく高く、スペルでどかすことが難しい(4マナで、かつ青くないので)カードのため、除去を突然の衰微や赤霊破に頼るデッキに対して有効。ただし、デルバーやネメシスを採用しているデッキ相手だとトークン出しておしまいという状況が多いので、そういったデッキが多いときは他のカードに枠を割いたほうがいい(3枚目のメンターとか)
・遍歴の騎士、エルズペス
採用基準:ギデオンのほうが強いので、現代では採用理由はほぼないですが、熱烈なエルズペスファンならこちらを選んでもいいです。
・至高の評決
採用基準:4枚目の終末として。4Cレオに対してはこちらのほうが強いので4Cレオを見るなら至高の評決をとりましょう。
・4枚目の終末
採用基準:クリーチャーデッキが多いとき、メインデッキに至高の評決を採用しない場合
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