ミラクルの、プリズン系ローグへの対処法
2017年12月11日 Magic: The Gatheringレガシーのカードプールは広大なので、自分がこれまで戦ったことの無い相手に当る場合も多々ある。
そういった中で、ミラクル側がどう立ち回るかを書いておく。
ローグに分類されるデッキは無数にあるものの、いくつかの分類に落とし込んで、それぞれの分類ごとに対応策を示そうと思う。
今回はプリズン系ローグに焦点を絞る。
なお、プリズン系ローグは単色ストンピィ系デッキと一部戦略が重なる部分はあるが、今回はストンピィ系は扱わない。
プリズン系ローグとは
特に赤と白の単色から成る構成が大半を占めるもので、主に以下の3つの方法で対戦相手の動きを妨害して勝つデッキ
・罠の橋や亡霊の牢獄などによる攻撃抑制(対クリーチャーデッキ)
・チャリスや3玉などのスペル制限(対コンボデッキ)
・不毛ハメや血染めの月などの特殊地形対策(全般的な対応)
初めに
まず、なぜこの手のプリズン系ローグが赤白に偏っているのかについて考える。
大きな理由は「青や黒でプリズン系の戦略を取る意味が薄い」というもので、青は打消し、黒はハンデスによってプリズン系パーマネントよりもはるかに低いコストと柔軟性で対戦相手の脅威を排除できるという点が挙げられる。
つまり、まず最初に世界には白、青、黒、赤、緑の5つの単色プリズン系デッキがあったのだが、青と黒のプリズン系デッキの使用者は「これって、打消しやハンデスでやれば便利じゃね?」となって消滅していったという過程だ。
また、緑についてはそもそも相手にロックをかけるのが難しいといった特徴から緑の単色プリズン系デッキが無い。
プリズン系デッキの特徴
プリズン系デッキは、相手の行動を束縛するカードを用いるのだが、その「拘束するカード」は「パーマネント」であることが大きな特徴である。
これはつまり「一度のマナの支払いで恒久的な束縛効果があること」を示し、それによってリスクのある2マナランドを採用することが肯定される。
(「一度のマナの支払いで恒久的な束縛効果があること」が早いターンでの設置のメリットを後押しし、「一度唱えられればそれでいい」ということから2マナランドを使って強引に唱えることを後押しする。)
このことから、プリズン系デッキは2マナランドを多く積んだ構築であることが非常に多いのが特徴である。
プリズン系ローグで採用される束縛系カードとミラクル側の対策
1.虚空の盃
プリズン系ローグ以外でもエルドラージやマーフォクなどでしばしば採用されるカード
十中八九、X=1で使用されて、ミラクル側の1マナ域のカードをつぶしてくる。
プリズン系ローグ側ではこの虚空の盃の被害を自分自身が受けないようにしているかというと、基本的には「1マナ域のカードを採用しない」という方法を取る。
ミラクル側にとっては致命的なので、必ずカウンターをしたいカード。意志の力がある場合は必ず打つこと。
あと、使用者が慣れてない場合は誘発忘れが起こる場合があるので、自信満々に1マナのカードを唱えるとたまに通ります。
デッキ構成にもよりますが、最近はアモンケットから新加入した割剥をメインに無理なく1枚入れることが出来るので、以前よりは破壊しやすくなったと感じます。
後述しますが、プリズン系ローグは「メンターより強いクリーチャーを出してこない」ので、メンターがあればさっさと殴り切るプランに以降した方がいいです。
2.罠の橋
対クリーチャーデッキの代表的なカード。
こちらの対策は主に2点「ジェイスによる検閲モードに入る」「メンターのトークンで殴り切る」です。
メンターのトークンで攻撃後にインスタントを唱えればクロックを引き延ばせるので罠の橋はそれほど脅威ではありません。
罠の橋の対策は「放置」が基本です。無理に割らずにアーティファクト破壊できるカードは別のアーティファクト用に取っておきましょう。
ハンド0枚になった場合は、ミラクル側は想定外の部分が大きく減るのと、ミラクル側はジェイスへのアクセスが比較的容易なので、「罠橋設置、手札0です」という動きをされた場合、むしろ喜びます。
3.3なる宝球、アメジストの棘、抵抗の宝珠
スペルを唱えるためのコストを増加させて来るカード群です。
ミラクルにとっては序盤の脅威ではありますが、土地が6枚以上並んだ段階では大した脅威にはなりません。
プリズン系ローグはロングゲームになりがちで(ここが単色ストンピィとの大きな違いですね)土地を6枚まで伸ばすのはそれほど難しくはありません。なおかつ、ミラクル側は基本土地が多いので不毛ハメされることもないです。
なので、これらのカードは無理にwillで弾かずに淡々と基本土地を置くことに徹しましょう。ただし、手札に土地が1枚しかなく、返しのターンで思案が打てなくなるというような状況の場合はwillを切っちゃいましょう。
以降は、白いカード群です
3.亡霊の牢獄
罠の橋とほとんど同じですね。
対して強くないので放置が安定です。ジェイスまでアクセスしてフィニッシュしましょう。
4.抑制の場
何をするにもマナがかかってしまい、想像以上に厄介なカードです。
特にフェッチの起動にマナコストを要求する点が大きく、慣れていないと対応を間違えまくります。
フェッチを安易に置くのではなく、必ず2マナ確保してからフェッチを置くようにしましょう。不毛でパンパコ割られちゃいます(まぁ、向こうも不毛の起動にマナが必要なんですけど、相手は2マナランドのアシストがあるので...)
あとは、PWの能力起動にもマナがかかります。とはいえ、ジェイスがいるということは4マナあるわけですから、ドンドンマナを払って起動していいです。
5.スレイベンの勇者、サリア
こちらは抵抗の宝珠などと違って「速やかに処理しないといけないカード」です。
何故なら、サリアはクリーチャーであるため「単体でゲームエンドに持ち込める
」という部分があるためで、ミラクル側は素でサリアを受け止められるクリーチャーがメンターしかいません。
プリズン系ローグと当った時に、メイン戦でサリアが見えれば3枚、見えなかった場合は2枚の剣鋤をサイド後に残しておくと安心できます。
3戦目までもつれた場合に、それまでにサリアが見えて無ければ剣鋤を全てサイドアウトしてもいいです。
次は赤のカードです。
6.血染めの月、月の大魔術師
それぞれ、特殊地形対策です。ミラクル側は基本土地が多いのでそれほど脅威ではありませんが、基本土地もデッキに6枚程度しかなくフェッチ前提となっているので3ターン目までに出されるとかなりきついです。
月の大魔術師の場合はサリアと同じくクロックになっているので放置が出来なくなります。
ただし、島を1枚用意できると、瞬唱との相打ちを嫌って殴らなくなるので、サリアほど戦闘面で強いわけではないです。
では、ここからプリズン系ローグの弱点を見ていきます。
この弱点をミラクル側がついていくのが重要です。
1.ドローが弱い
赤白というカラーリングの都合上、ドローが弱いです。
加えて、チャリスX=1の存在により軽量ドロースペルを使えません(まぁ、そもそもカラーリング的に無理ですが)
ただし、そんな赤白でも可能なものが占術で、マグマジェットなどがその代表格です(あと、ミシュラのガラクタ)。
しかし、やはり渦まく知識を使えないハンデは大きく、「一度引いた無駄牌を処理できない」という弱点を持ちます。これは、「ジェイスの検閲モードが劇的に刺さる」ことを意味しています。
また、対戦相手がプリズン系パーマネントを展開して、ミラクル側がそれを捌き、トップ勝負になった場合にはミラクル側が大幅に有利です。
そのため、対戦相手のリソースとこちらのリソースが同じ状態なら積極的に1:1交換を仕掛けていくのが効果的です。
2.アクション数が少ない
チャリスを採用しているということから、1マナ域のカードが薄く、プリズン系カードも3マナ以上のカードがそれなりにあるので「1ターンに1回しかスペルをキャストできない」という状況が非常に多いです(裏切り者の都の存在もコレを後押しする)。
なので、カウンターを3枚握っておけば3ターンはしのげるということになります。
ですので、ミラクル側は思案や渦まく知識で対抗呪文やFoWを積極的に集めてくると安心です。
もちろん、魂の洞窟経由でクリーチャーが出てくる場合もありますが、致命的なのはサリアや月の大魔導士くらいで、どちらも剣鍬1本で対処できるのでそれほど難しくはありません。
3.アド損が多い
よく使われるパーマネントのところにも書きましたが、ミラクル側はプリズン系ローグが使ってくるカードの中で、無視/放置できるカードがそれなりに存在しています。
対戦相手がそれを引いた場合に無駄牌(つまり、-1アド)になるので、アドバンテージで押しつぶすことが可能です。
4.勝つまでに時間がかかる。
ストンピィが最小限の妨害と高いクロックを保有しているのに対し、プリズン系デッキは多くの妨害と少しの勝ち手段の構成になっているので、そもそも勝ち手段の引けないというパターンが多くあり、ミラクル側が対応を探しに行く時間が十分にあります。
したがって、デッキ内に十分に対策できるカードが眠っている間は無闇にWillを打つのではなくて、デッキ内にあるカードで対応しにくいカードにwillを当てるようにした方がいいです。
特に、神チャンドラはミラクルにとっての天敵なので、赤系プリズンと対戦する場合が常に意識しましょう。
5.予想外の妨害が無い
妨害をパーマネントに頼っているので、自分から見えない不確定要素が大きく減少します。
これは、メンターを気軽に出せることを示していて、打消しや除去を受けたときのテンポロスが大幅に減ります。
なので、ミラクル側は積極的にメンターを出すことが出来ます。
6.除去が少ない
チャリスを採用している都合上、白であれば剣鍬、赤であれば稲妻と言ったカードの採用が難しくなっています。
そのため、メンターをポンっと置くだけで大きくゲームの勝ちに近づきます
(プリズン系ローグは除去の少なさをカバーするために罠の橋や亡霊の牢獄を使っています)
7.クリーチャーの戦闘能力が低い
そもそも、戦闘力の高いクリーチャーがあまり採用されていないことが多いです。
罠の橋に依存している白系プリズンでは石鍛冶の神秘家が未採用なことがままあります。
また、チャリスや抵抗の宝珠系カードの都合上、「白系プリズンではメンターを強く使えない」ということもあり、メンターが採用されていないことが多いです。
メンターより強いクリーチャーはプリズン系デッキから出てこないので、メンターを展開したら盤面オールインで構いません。
こんなところでしょうかね
そういった中で、ミラクル側がどう立ち回るかを書いておく。
ローグに分類されるデッキは無数にあるものの、いくつかの分類に落とし込んで、それぞれの分類ごとに対応策を示そうと思う。
今回はプリズン系ローグに焦点を絞る。
なお、プリズン系ローグは単色ストンピィ系デッキと一部戦略が重なる部分はあるが、今回はストンピィ系は扱わない。
プリズン系ローグとは
特に赤と白の単色から成る構成が大半を占めるもので、主に以下の3つの方法で対戦相手の動きを妨害して勝つデッキ
・罠の橋や亡霊の牢獄などによる攻撃抑制(対クリーチャーデッキ)
・チャリスや3玉などのスペル制限(対コンボデッキ)
・不毛ハメや血染めの月などの特殊地形対策(全般的な対応)
初めに
まず、なぜこの手のプリズン系ローグが赤白に偏っているのかについて考える。
大きな理由は「青や黒でプリズン系の戦略を取る意味が薄い」というもので、青は打消し、黒はハンデスによってプリズン系パーマネントよりもはるかに低いコストと柔軟性で対戦相手の脅威を排除できるという点が挙げられる。
つまり、まず最初に世界には白、青、黒、赤、緑の5つの単色プリズン系デッキがあったのだが、青と黒のプリズン系デッキの使用者は「これって、打消しやハンデスでやれば便利じゃね?」となって消滅していったという過程だ。
また、緑についてはそもそも相手にロックをかけるのが難しいといった特徴から緑の単色プリズン系デッキが無い。
プリズン系デッキの特徴
プリズン系デッキは、相手の行動を束縛するカードを用いるのだが、その「拘束するカード」は「パーマネント」であることが大きな特徴である。
これはつまり「一度のマナの支払いで恒久的な束縛効果があること」を示し、それによってリスクのある2マナランドを採用することが肯定される。
(「一度のマナの支払いで恒久的な束縛効果があること」が早いターンでの設置のメリットを後押しし、「一度唱えられればそれでいい」ということから2マナランドを使って強引に唱えることを後押しする。)
このことから、プリズン系デッキは2マナランドを多く積んだ構築であることが非常に多いのが特徴である。
プリズン系ローグで採用される束縛系カードとミラクル側の対策
1.虚空の盃
プリズン系ローグ以外でもエルドラージやマーフォクなどでしばしば採用されるカード
十中八九、X=1で使用されて、ミラクル側の1マナ域のカードをつぶしてくる。
プリズン系ローグ側ではこの虚空の盃の被害を自分自身が受けないようにしているかというと、基本的には「1マナ域のカードを採用しない」という方法を取る。
ミラクル側にとっては致命的なので、必ずカウンターをしたいカード。意志の力がある場合は必ず打つこと。
あと、使用者が慣れてない場合は誘発忘れが起こる場合があるので、自信満々に1マナのカードを唱えるとたまに通ります。
デッキ構成にもよりますが、最近はアモンケットから新加入した割剥をメインに無理なく1枚入れることが出来るので、以前よりは破壊しやすくなったと感じます。
後述しますが、プリズン系ローグは「メンターより強いクリーチャーを出してこない」ので、メンターがあればさっさと殴り切るプランに以降した方がいいです。
2.罠の橋
対クリーチャーデッキの代表的なカード。
こちらの対策は主に2点「ジェイスによる検閲モードに入る」「メンターのトークンで殴り切る」です。
メンターのトークンで攻撃後にインスタントを唱えればクロックを引き延ばせるので罠の橋はそれほど脅威ではありません。
罠の橋の対策は「放置」が基本です。無理に割らずにアーティファクト破壊できるカードは別のアーティファクト用に取っておきましょう。
ハンド0枚になった場合は、ミラクル側は想定外の部分が大きく減るのと、ミラクル側はジェイスへのアクセスが比較的容易なので、「罠橋設置、手札0です」という動きをされた場合、むしろ喜びます。
3.3なる宝球、アメジストの棘、抵抗の宝珠
スペルを唱えるためのコストを増加させて来るカード群です。
ミラクルにとっては序盤の脅威ではありますが、土地が6枚以上並んだ段階では大した脅威にはなりません。
プリズン系ローグはロングゲームになりがちで(ここが単色ストンピィとの大きな違いですね)土地を6枚まで伸ばすのはそれほど難しくはありません。なおかつ、ミラクル側は基本土地が多いので不毛ハメされることもないです。
なので、これらのカードは無理にwillで弾かずに淡々と基本土地を置くことに徹しましょう。ただし、手札に土地が1枚しかなく、返しのターンで思案が打てなくなるというような状況の場合はwillを切っちゃいましょう。
以降は、白いカード群です
3.亡霊の牢獄
罠の橋とほとんど同じですね。
対して強くないので放置が安定です。ジェイスまでアクセスしてフィニッシュしましょう。
4.抑制の場
何をするにもマナがかかってしまい、想像以上に厄介なカードです。
特にフェッチの起動にマナコストを要求する点が大きく、慣れていないと対応を間違えまくります。
フェッチを安易に置くのではなく、必ず2マナ確保してからフェッチを置くようにしましょう。不毛でパンパコ割られちゃいます(まぁ、向こうも不毛の起動にマナが必要なんですけど、相手は2マナランドのアシストがあるので...)
あとは、PWの能力起動にもマナがかかります。とはいえ、ジェイスがいるということは4マナあるわけですから、ドンドンマナを払って起動していいです。
5.スレイベンの勇者、サリア
こちらは抵抗の宝珠などと違って「速やかに処理しないといけないカード」です。
何故なら、サリアはクリーチャーであるため「単体でゲームエンドに持ち込める
」という部分があるためで、ミラクル側は素でサリアを受け止められるクリーチャーがメンターしかいません。
プリズン系ローグと当った時に、メイン戦でサリアが見えれば3枚、見えなかった場合は2枚の剣鋤をサイド後に残しておくと安心できます。
3戦目までもつれた場合に、それまでにサリアが見えて無ければ剣鋤を全てサイドアウトしてもいいです。
次は赤のカードです。
6.血染めの月、月の大魔術師
それぞれ、特殊地形対策です。ミラクル側は基本土地が多いのでそれほど脅威ではありませんが、基本土地もデッキに6枚程度しかなくフェッチ前提となっているので3ターン目までに出されるとかなりきついです。
月の大魔術師の場合はサリアと同じくクロックになっているので放置が出来なくなります。
ただし、島を1枚用意できると、瞬唱との相打ちを嫌って殴らなくなるので、サリアほど戦闘面で強いわけではないです。
では、ここからプリズン系ローグの弱点を見ていきます。
この弱点をミラクル側がついていくのが重要です。
1.ドローが弱い
赤白というカラーリングの都合上、ドローが弱いです。
加えて、チャリスX=1の存在により軽量ドロースペルを使えません(まぁ、そもそもカラーリング的に無理ですが)
ただし、そんな赤白でも可能なものが占術で、マグマジェットなどがその代表格です(あと、ミシュラのガラクタ)。
しかし、やはり渦まく知識を使えないハンデは大きく、「一度引いた無駄牌を処理できない」という弱点を持ちます。これは、「ジェイスの検閲モードが劇的に刺さる」ことを意味しています。
また、対戦相手がプリズン系パーマネントを展開して、ミラクル側がそれを捌き、トップ勝負になった場合にはミラクル側が大幅に有利です。
そのため、対戦相手のリソースとこちらのリソースが同じ状態なら積極的に1:1交換を仕掛けていくのが効果的です。
2.アクション数が少ない
チャリスを採用しているということから、1マナ域のカードが薄く、プリズン系カードも3マナ以上のカードがそれなりにあるので「1ターンに1回しかスペルをキャストできない」という状況が非常に多いです(裏切り者の都の存在もコレを後押しする)。
なので、カウンターを3枚握っておけば3ターンはしのげるということになります。
ですので、ミラクル側は思案や渦まく知識で対抗呪文やFoWを積極的に集めてくると安心です。
もちろん、魂の洞窟経由でクリーチャーが出てくる場合もありますが、致命的なのはサリアや月の大魔導士くらいで、どちらも剣鍬1本で対処できるのでそれほど難しくはありません。
3.アド損が多い
よく使われるパーマネントのところにも書きましたが、ミラクル側はプリズン系ローグが使ってくるカードの中で、無視/放置できるカードがそれなりに存在しています。
対戦相手がそれを引いた場合に無駄牌(つまり、-1アド)になるので、アドバンテージで押しつぶすことが可能です。
4.勝つまでに時間がかかる。
ストンピィが最小限の妨害と高いクロックを保有しているのに対し、プリズン系デッキは多くの妨害と少しの勝ち手段の構成になっているので、そもそも勝ち手段の引けないというパターンが多くあり、ミラクル側が対応を探しに行く時間が十分にあります。
したがって、デッキ内に十分に対策できるカードが眠っている間は無闇にWillを打つのではなくて、デッキ内にあるカードで対応しにくいカードにwillを当てるようにした方がいいです。
特に、神チャンドラはミラクルにとっての天敵なので、赤系プリズンと対戦する場合が常に意識しましょう。
5.予想外の妨害が無い
妨害をパーマネントに頼っているので、自分から見えない不確定要素が大きく減少します。
これは、メンターを気軽に出せることを示していて、打消しや除去を受けたときのテンポロスが大幅に減ります。
なので、ミラクル側は積極的にメンターを出すことが出来ます。
6.除去が少ない
チャリスを採用している都合上、白であれば剣鍬、赤であれば稲妻と言ったカードの採用が難しくなっています。
そのため、メンターをポンっと置くだけで大きくゲームの勝ちに近づきます
(プリズン系ローグは除去の少なさをカバーするために罠の橋や亡霊の牢獄を使っています)
7.クリーチャーの戦闘能力が低い
そもそも、戦闘力の高いクリーチャーがあまり採用されていないことが多いです。
罠の橋に依存している白系プリズンでは石鍛冶の神秘家が未採用なことがままあります。
また、チャリスや抵抗の宝珠系カードの都合上、「白系プリズンではメンターを強く使えない」ということもあり、メンターが採用されていないことが多いです。
メンターより強いクリーチャーはプリズン系デッキから出てこないので、メンターを展開したら盤面オールインで構いません。
こんなところでしょうかね
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